今月のご案内

“福”の便りをお福分け



大晦日、昨春巣立った学生アルバイトが、久しぶりに元気な顔をのぞかせた。「『たはら』のおせちが食べたくなって」とわざわざ福岡から訪れたのだ。泣き虫だった子が、いつしか「店に来るのが癒し」と言えるほど気配り上手になり、今では看護師として働いている。「注射が上手になったんですよ」と少し頼もしくなった姿に、女将も胸をなでおろしたそうだ。

明けて正月、今度は保育士になった別の子から年賀状が届いた。「今でも、窓を開け放っておせちの詰め込みをしていたことを思い出します。寒くて冷たかったけど、風呂敷に包んだ時の達成感は忘れられません」。

辛かった思い出もあるけれど、それを上書きするほどの素敵な思い出もある。同じ釜の飯を食べた二人が、社会人として別の地に暮らしながらも、ほぼ同時期に『たはら』のおせちに思いを馳せるとは…。きっとまだ、どこかで深い縁がつながっているのだろう。

時に優しく時に厳しく、我が子のように慈しんだスタッフの近況は、大将にとっても女将にとっても嬉しい”福“の便り。余寒なお厳しい梅見月、心身あたたまる「ふく福会席」であなたにも”お福分け“を。

(リセット2月号より)
日本料理たはら
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